IPL光治療とは
IPL「Intense Pulsed Light」とは眼科領域においては、ドライアイの新しい治療法として近年注目されており、マイボーム腺機能不全を改善させることが可能です。当院では厚生労働省より薬事承認を受けている医療機器、イナミ社のAQUA CEL(アクアセル)を採用しています。
また、肌治療においてもマイルドな光を照射する治療で、痛みが少なく、施術時間も短時間です。施術直後からメイクも可能でダウンタイムもありませんので気軽に受けていただける人気の美肌治療です。

マイボーム腺機能不全(MGD)・ドライアイに対する治療
マイボーム腺とは、まぶたの裏側にある油分を分泌する器官です。
涙は水の層と油の層からできており、涙の表面に薄い油の層が乗っていて、これが涙の蒸発を防いでいます。
しかしマイボーム腺が詰まったり、瞼の皮膚の状態の悪化などにより、涙のバランスが崩れると涙が蒸発しやすくなることで、ドライアイの症状が引き起こされます。
また炎症が起きやすくなり、麦粒腫(ものもらい)などの原因となったりします。
これをマイボーム腺機能不全(MGD)といいます。
治療について
近年、IPLによる美肌治療の過程でドライアイの症状が改善されるケースが報告されたことをきっかけに、眼科領域でもドライアイ治療として活用されるようになりました。その有効性については、海外の学会などでも次々と発表されており、注目を集めています。
IPL治療は、特殊な光を照射することでマイボーム腺の詰まりを解消し、炎症を抑えたり、涙の油層を正常に保つことでドライアイの改善につなげることができます。
こんな方にお勧め
- 点眼しても改善しない
- 毎日何度も点眼するのが面倒
- 点眼してもすぐに乾いてしまう
料金
IPLドライアイ | 6,600円(税込) |
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フォトフェイシャルとは
IPL(Intense Pulsed Light)は、特殊な光を照射することで、さまざまな肌トラブルを改善する治療法です。
シミやそばかすの原因となるメラニン色素、赤ら顔の原因となるヘモグロビンに作用し、症状を和らげます。さらに、真皮層にも働きかけ、線維芽細胞を活性化させることでコラーゲンの生成を促し、肌のキメや質感を整える効果も期待できます。
施術後は、透明感が増し、ハリのある健やかな素肌へと導きます。
当院では、自由診療にて「フォトフェイシャル」を提供しております。
こんなお悩みありませんか?
- シミ
- 小じわ
- そばかす
- 毛穴の開き
- くすみ
- 脱毛
- 赤ら顔
- 毛細血管拡張
期待される効果
シミ・そばかす
フォトフェイシャルの光を当てることにより、沈着してしまったメラニン色素が浮き上がり、数日後には皮膚の代謝でシミ・そばかすが剥がれ落ちます。
赤ら顔
赤ら顔は顔の毛細血管が広がって見える状態。
フォトフェイシャルの光は肌表面から毛細血管を分解することで、赤ら顔の解消に働きかけます。
小じわ・ハリ
コラーゲンなどを作り出す線維芽細胞の働きを活性化させるため、肌の内側からふっくらとハリを出します。
ハリが出ることで小じわも解消されていきます。
特徴
- 施術時間が短い
- 肌のダメージが少ない
- 痛みが少ない
料金
フェイシャル(シミ・毛穴・赤ら顔・にきび) | 13,200円(税込) |
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フォトシャワー(キメ・ハリ回復) | 9,900円(税込) |
フェイシャル+フォトシャワー | 16,500円(税込) |
※メニューによって、複数回の施術が必要です。
リスク・副作用について
照射時は、輪ゴムではじかれたような感覚や、チクチクとした痛みを感じる場合があります。
ごく稀ではありますが、治療後に起こり得る一般的な副作用は下記の通りです。
- 局所的な痛み、紅斑、腫れ、皮膚が硬くなる
- 水ぶくれ、火傷などの皮膚の質感ダメージ
- 色素沈着、色素脱失
- 過敏化皮膚反応
- 毛包周囲の赤み
- 紫斑
- 肝斑の悪化
※施術後は、肌が乾燥しやすくなるため、十分な保湿ケアを行ってください。また、治療後の肌は紫外線の影響を受けやすくなっているため、日焼け止めや帽子などで十分な紫外線対策を行ってください。
施術を行えない方
下記の方はIPL施術を行うことができません。
- 妊婦及び授乳中の方
- 光過敏症もしくは、光過敏性を高める薬剤をご使用中の方
- 皮膚が日焼けしている方
- てんかん発作の既往がある方
- ケロイド体質の方
- 血液凝固能に異常のある方
- 前がん病変、皮膚がん、または皮膚がんの既往がある方